[PR]三井住友海上きらめき生命:医療保険のご案内と資料請求はこちらから



輝く!?世界歌謡祭受賞曲特集 音盤レビュースペシャル
No.5(2002/04/08)

ごぶさたでした。今回よりこの「スペシャルレビュー」はテーマを絞って、より濃い内容になる予定です。あくまで予定ですが(笑)

「世界歌謡祭」とは、財団法人ヤマハ音楽振興会(以下・ヤマハ)が、内外のアーティストを集めて開催したポピュラーミュージック(歌謡曲)のコンテスト、のようでして…私もよくは分からないのですが、詳しくはここをご覧になったほうがよいかと…。

で、この「世界歌謡祭」受賞曲の数々、改めて聴いた印象、皆さんもお気づきかも?ですが、まず

●とにかく「壮大」な展開の曲が多い。
具体的には、ピアニッシモで静かに始まり、サビでぐっと大きくなる、それに追い討ちをかけるように2番→最後のサビで大展開、クライマックスを迎える、聴衆は心を打たれ思わず涙を流す(?)と、こういった具合です。これは一種の様式美のようなものですかね??当時の基準より少し長めの曲が多いのも特徴かと…すんません、説明下手ですね、え、聴けば何となく分かるかと思いますです。。

●いわゆる「一発屋」が多い。
これは今から紹介する音盤を見ての通り?「一発屋」が生まれる要因として、最初に出した曲の出来があまりにも良すぎて、2曲目以降がパッとせずに終わる、と、こういったこともあるのではないかと私は思います。恐らく、リスナーの期待やアーティストにかかるプレッシャーのようなものもあるんでしょうね。逆に言えば、その一発ヒットした曲はアーティスト側がとにかく気合いを入れまくった、入魂の一曲!と言えるのではないかと…この「世界歌謡祭」受賞曲も、そんな気合いが伝わってくる曲が多いです。

今回紹介する曲で、日本語で歌われ、当時ヒットチャートの上位にあがったものはほぼ網羅されているのではないかと思います、と、能書きはこのくらいにしといて、怒濤の?全11曲、いきますか、、


ヘドバとダビデ / ナオミの夢 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル RCA
品 番 SS-1987
発売年月日 1970

side A
ナオミの夢(日本語版)
(D.Krivosha-T.Atar-K.Katagiri)

side B
ANI HOLEM AL NAOMI(ナオミの夢・ヘブライ語版)
(D.Krivosha-T.Atar)

ジャンル Pop/Soul おすすめ ★★★★★

1970年・第1回東京国際歌謡音楽祭グランプリ受賞曲

記念すべき第1回、この「東京国際歌謡音楽祭」ってのは、次回から「世界歌謡祭」に改称されます。「ヘドバとダビデ」は、イスラエルの男女デュオですね、この絶妙なハーモニーとリズム、いつ聴いてもカコイイです!もともとコーヒーのCMソングにするつもりで作られた曲らしいですが、CMにはもったいない?いい曲だったので、歌詞をつけて世界歌謡祭に参加したそうでして、さらにグランプリを取った後で急遽日本語でレコーディングされたものがヒットしたようです。B面にはヘブライ語のオリジナル・バージョンが収録されてますが、これがまたイイ味出してますな。

えと、ダビデさんのほうでしたっけ?数年前にお亡くなりになったそうで、(違っていたらごめんなさい)ご冥福をお祈りいたします。


上条恒彦+六文銭 / 出発の歌 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キング
品 番 BS-1458
発売年月日 1971

side A
出発の歌 -失なわれた時を求めて-
(作詞:及川恒平/作曲:小室 等/編曲:木田高介)

side B
アルカディア
(作詞:かぜ耕士/作曲:小室 等/編曲:木田高介・小室 等)

ジャンル Pop/Folk おすすめ ★★★

1971年・第2回世界歌謡祭グランプリ・歌唱賞受賞曲

早くも前述の「壮大」な曲の展開と歌詞の内容、いかにも「世界歌謡祭」らしい一曲です。上条恒彦の豪快なボーカルが炸裂してますね、この人は後に「木枯し紋次郎」のテーマ曲でちょとヒットした人ですか、すんません、あとはよく分かりません…、バックを務めた六文銭は、私より一回り上の世代の方はご存じのようですね?、「伝説のフォーク・グループ」らしいです、何でも、ピーター・ポール&マリーのカバーから始まった、日本のフォークソングの草分け的な存在?だそうで…。とにかくスケールの大きい歌ですな、いや何となくですが…、教科書にも載ったりしてるんでしょうか??

ちなみにこのレコード、レーベルに「合歓ポピュラーフェスティバル'71グランプリ曲」とあります。これは別のイベントなんでしょうか?それとも「世界歌謡祭」の第3の別名??


小坂明子 / あなた Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル ワーナー
品 番 L-1165E
発売年月日 1973.11

side A
あなた
(作詞・作曲:小坂明子/編曲:宮川 泰)

side B
青春の愛
(作詞:小坂長生/作曲:小坂明子/編曲:小坂 務)

ジャンル Pop/Folk おすすめ ★★★★★

1973年・第4回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

先ほどの「壮大」さに加え「湧き起こる感動」とでも言いましょうか、名曲です。「もしも私が家を建てたなら〜♪」で始まる曲、と言えば分かるかな?そう、あれですよ。

彼女は当時16歳?でしたっけ??、「16歳でこんなませた歌詞書くとは…」ていう大人たち、その美しい歌声に期待しながらテレビで見たら(以下自粛)とか、いろいろ話題性もあったようですが、曲自体はイイ曲ですからね、いやホントに。。

リアルタイムで知らない世代の中でも、これを聴いて涙する人も多いらしい?、フルコーラス聴いたことない人は是非、必聴ですな。


中島みゆき / 時代 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 AV-74
発売年月日 1975.12

side A
時代
(作詞・作曲:中島みゆき/編曲:船山基紀)

side B
傷ついた翼
(作詞・作曲:中島みゆき/編曲:船山基紀)

ジャンル Pop/Folk おすすめ ★★★★★

1975年・第6回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

これは説明の必要はないでしょう。世界歌謡祭出身で長く続いたのはこの人と世良正則ぐらいかな?、まさに彼女のデビューにふさわしい一曲だったと思います。

1975年デビューの女性フォーク歌手、といえば、他にも森田童子山崎ハコなど、濃ゆい人?が多かったですね(笑)それはともかく、この歌詞は今でも、いやこれからも、いつの時代でも通じるものがありますよ。後の失恋をテーマにした曲よりもむしろ、現在ヒットしている「プロジェクトX」のテーマ曲を聴いたときに近い感動ですな。

私なんか、このサイトで昔の写真や古ネタなどアップした後で聴くと、もうたまらんですね、うぅっ、涙でモニターが見えないよ…(半嘘


サンディー / グッドバイ・モーニング Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル ディスコメイト
品 番 DSF-105
発売年月日 1976.12

side A
グッドバイ・モーニング
(作詞:庄野真代/作曲:なかじまかおる/編曲:山室紘一)

side B
マドモアゼル・ママ
(作詞・作曲:大杉弓子/編曲:林 雅諺)

ジャンル Pop/Folk おすすめ ★★★★

1976年・第7回世界歌謡祭グランプリ・最優秀歌唱賞受賞曲

何だか切ない曲が続いてます。審査員の趣味だったのかな?これも何となく先ほどの「時代」に似たところある展開の曲、イイ曲ですよ。泣きメロです。作詞は後に「飛んでイスタンブール」でブレイクする、庄野真代が担当してますね。

「サンディー」、この人、私はよく知らないんですが、この「世界歌謡祭」でデビュー後、実力派ボーカリスト?としてYMOのバックに参加したり、久保田麻琴(←ってだれでしたっけ?)とユニットを結成したり、活躍してるようですな。今はハワイアンのボーカルやってるらしい?実は、外せない一曲だったりします。

ところで、私が持っているレコード、とある人のライブラリ(と思われる物)からまとめて譲り受けた中の一枚なんですが、このレコードだけ激しく傷んでいるんです。よっぽどお気に入りの曲だったのかな?、誰か状態のいいの持ってる方、格安で売ってください。なんちて(笑)


世良公則&ツイスト / あんたのバラード Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 V-31
発売年月日 1977.11

side A
あんたのバラード
(作詞・作曲:世良公則/編曲:世良公則&ツイスト)

side B
知らんぷり
(作詞・作曲:世良公則/編曲:世良公則&ツイスト)

ジャンル Rock/Blues おすすめ ★★★★

1977年・第8回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

この人も、その後のヒットにつながった数少ない一人ですね。「銃爪」「燃えろいい女」など好きだった人も多いのでは?

この曲は先ほどまでのものとは違って、グッと渋く仕上がってます。女の立場で書かれた歌詞を、あえてごついボーカルで聴かせるところがポイントなのかな?世良公則がパツパツに弾けそうな?革パン履いて、独特のシャウトをかますやつですね。この手の、日本のロック・ブルース系歌謡のスタンダードと言える曲ではないかと思います。。


円 広志 / 夢想花 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 V-35
発売年月日 1978.11

side A
夢想花
(作詞・作曲:円 広志/編曲:船山基紀)

side B
朝から晩まで
(作詞・作曲:円 広志/編曲:若草 恵)

ジャンル Pop/Folk おすすめ ★★★★★

1978年・第9回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

(最初にジャケットを見て)ん?この曲何??(曲の初めの部分を聴いて)んー、聴いたことないねー…が、しかし、サビの部分で誰もが「あ!この曲か!!」とうなずく、そんな曲だったりします。そう、あれですね、「飛んで飛んで〜回って回って〜♪」ってやつ。

サビの歌詞があんなもん(若干意味不明?)だからそこだけやたら印象に残ってたりするんですが、実際はホント、いい歌詞ですよ。これも泣き入るかもです。

円広志、この人も今となっては関西ローカルタレント?ってことになってるのかな??、いやそんなことないです!、確かにディスコグラフィー見るとまばらにしかリリースされてないですが、定期的にライブもやってるらしい?、いい曲書く(らしい?)んですよね、と言いつつ、私はこの曲と「探偵!ナイトスクープ」のテーマ曲「ハートスランプ二人ぼっち」しか知らないんですが…。


クリスタルキング / 大都会 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 V-51
発売年月日 1979.12

side A
大都会
(作詞:田中昌之・山下三智夫・友永ゆかり/作曲:山下三智夫/編曲:船山基紀)

side B
時流
(作詞:阿里そのみ/作曲:安部恭弘/編曲:クリスタルキング・船山基紀)

ジャンル Pop/Folk おすすめ ★★★★

1979年・第10回世界歌謡祭グランプリ・歌唱賞受賞曲

はい、これも何とも懐かしい?有名な曲ですね。数年前にCMでも使われたりして、半ばネタと化してるところもあったりするんですが(笑)、まさに若人の気合いが詰まった?一曲だったりします。

それより当時から気になってたのがボーカルの2人の、対照的なルックス声質、ですか?、んー、今考えるとあまりに個性的すぎてつぶしが効かなかった例なのかもしれません。。


アラジン / 完全無欠のロックンローラー Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 7A0135
発売年月日 1981.11

side A
完全無欠のロックンローラー
(作詞・作曲:高原茂仁)

side B
道化師
(作詞・作曲:高原茂仁/編曲:清水信行)

ジャンル Pop/Rock おすすめ ★★★★

1981年・第12回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

80年代に入って、今までのフォーク歌謡はこれからは受けない?とか思ったのかな??、いきなりぶっ飛んだ曲です。当時私は、「ツッパリHigh School Rock'n'Roll」(横浜銀蝿)のヒットの直後だったんで、てっきりこの系統の人かと思ってたんですが、いや実は、世界歌謡祭だったのね?と、ちょと意外でした。

で、この曲、冒頭の部分で微妙に「ラップ」やってますね、で、ある意味「ミクスチャー」的なアレンジ?ん、実はヤマハの審査員、かなり「先見の明」があったのかも?とか、勝手に思ったのですが、どうも考えすぎのようですね(笑)、

え、作詞・作曲を担当した高原茂仁(現・高原 兄)、今でも着々と活動を続けているようです。


明日香 / 花ぬすびと Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 7A0253
発売年月日 1982.11

side A
花ぬすびと
(作詞:すずきゆみ子/作曲:菅 美奈子/編曲:青木 望)

side B
2人で
(作詞:菅 律子/作曲:菅 美奈子/編曲:飛沢宏元)

ジャンル Folk/Classical おすすめ ★★★

1982年・第13回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

で、前回の反省?なのか??次はカナーリ渋い、というか暗い?曲です。

「明日香」って人、この人が誰なのかがまた分からないんですよ(笑)リアルタイムでも(当時小学生)全く記憶がない曲なんですが、中古市場でしばしば見かけるレコードなんで、そこそこ売れたのではないかと?、にしても、この時代にしては地味すぎた曲だったのではと思います。

ピアノとストリングスだけのシンプルなアレンジ、ピアノの伴奏が特に力強くて印象的です。で、渋シリアスな歌詞。5分52秒、当時のシングルとしてはかなり長い曲です。そっと心に染み入る曲?ハマる人はハマるかも?です。。ところで、このジャケ写の「しっぽ」、これって、カコイイの??


磨香 / 冬の華 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 7A0345
発売年月日 1983.11
side A
冬の華
(作詞・作曲:磨香/編曲:磨香・大野三知代)

side B
暗い街
(作詞・作曲:磨香/編曲:磨香・大野三知代)
ジャンル Pop/Folk おすすめ ★★★★

1983年・第14回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

2003年11月25日追加レビュー →こちらをどうぞ!


TOM・CAT / ふられ気分でROCK'N'ROLL Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル キャニオン
品 番 7A0454
発売年月日 1984.11.14

side A
ふられ気分でROCK'N'ROLL
(作詞・作曲:TOM/編曲:Light house)

side B
ROUTE 16
(作詞・作曲:TOM/編曲:Light house)

ジャンル Pop/Rock おすすめ ★★★★

1984年・第15回世界歌謡祭グランプリ受賞曲

80年代以降、若干迷走気味だった?世界歌謡祭、何とか時代にマッチした曲かもしんないです。

このシンセバリバリのサウンドはいかにも時代の音ですな。そして、リズムとスピード感を重視した英語混じりの歌詞も、70年代の受賞曲のそれとはまるで違う、まさに80年代的な曲なんですが、実は世界歌謡祭受賞曲ならではのツボはしっかり押さえている?よく聴くと、何となく分かるのではと思います。

一時期、「翼の折れたエンジェル」(中村あゆみ)との酷似性(パクリか?)が指摘されたりもしたんですが、レコードの発売はこちらが先のようですね。

この「TOM・CAT」のボーカルの人(名前失念、すまんです)、現在は鉄工所で働いているようで…。あのサングラスかけて溶接作業とかやってたら、カコイイんだけどなぁ。。


以上、「世界歌謡祭受賞曲」、さらっとレビューでした。。

ヤマハはこの「世界歌謡祭」の他にも「コッキーポップ」「ポプコン」「ティーンズミュージックフェスティバル」など、数々のイベント、コンテストなどやってきたようで、そこからヒットした楽曲は聴く人を思わず感動させる?ツボを押さえた名曲が多いですね、ジャパニーズ・ポップスの歴史の上でも、ヤマハの残してきた功績は計り知れないものがあるのではないかと思います。

それでは、また次回!今度も濃ゆいのですか?うむむむ、いつになるやら…。


ご意見・ご感想、これは違う!こんなのはどうよ?、などなど、掲示板でお待ちしています。よろしくぅ!

ジャケット画像の著作権は各制作者及びレコード会社が保有しています。無断転載はご遠慮ください。
その他、ここで紹介されているレコード・CDの情報について、詳しくはこちらをご覧ください。


日付別一覧 | アーティスト別一覧 ←前回のレビュー | 次のレビュー→
まいう〜の鮹部屋  音盤レビューインデックス | トップページ


[PR]ベビー用品はたまひよ♪:子育てが楽しくなる便利アイテムいっぱい