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音盤レビュー Page 7
2002/08/03〜08/15

2002年8月15日

グレープ / 精霊流し Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル ワーナー
品 番 L-1178E
発売年月日 1974.4

side A
精霊流し
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:グレープ)

side B
哀しみの白い影
(作詞・作曲:さだまさし/編曲:グレープ)

ジャンル Folk/Classical おすすめ ★★★★

毎年8月15日(って今日じゃん)に長崎で行われる「精霊流し」、これは墓参りのようなものなのかな?を歌った曲、のはずなんですが…この「グレープ」ってのは、さだまさしと、もう一人は誰だっけ?すんません、よく知りません、ご覧の通りのさだまさし:バイオリン/もう一人:ギター、という形で演奏している映像は見たことあるんですけどね、んー、やっぱリアルタイムでないものを紹介するのは難しい?(笑)ところでさだまさしの音楽的ルーツはクラシックにあるんでしたっけ?、とにかくけがれのない、と言いますか、美しすぎるメロディが私には物足りなかったのかな??、大ヒットしたこの曲の他には歌詞が印象的な「関白宣言」「雨やどり」「親父の一番長い日」、あのドラマの映像が印象的な「北の国から」ぐらいしかよく知らないんですよ(あとはダスキンのCMですか?100番100番、蛇足)

しかしこれも「暗い」曲ですね、この題名「精霊流し」と共に何やら今は亡き人に思いを寄せるような歌詞、そしてまさに「人ごみの中を縫う様」に流れるメロディとイントロ・間奏のバイオリンの音が追い討ちをかけます。そう、先日古い知人から久しぶりに電話ありまして、私が会う予定だったその知人の友人が亡くなってしまったそうで…私も2年ほど前に友人を亡くした時のことを思い出しました…、、こんなことを想いながら聴いてしまう曲であります。歌詞カードの解説によると

長崎の「精霊流し」の風習は、この三百年間、不変であり、時代が進むにつれてなお、若者の心をとらえる「音と光と情念の、にっぽんのフォークの世界」ではないか、と思う。

とあります。んー、当時をよく知らない私たちにはこの曲、「フォーク=暗い」を象徴する?と同時に、「若いフォーク」が成熟して「演歌」と化し、大ヒットしてしまった時代、という印象があるんですが、どうなんでしょう??でも私はこのあたりの曲、いわゆる「ど演歌」よりは分かりやすくてリアルな感覚なんで、結構好きなんですけどね。。


南こうせつとかぐや姫 / 神田川 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル 日本クラウン
品 番 PW-541
発売年月日 1973.9

side A
神田川
(作詞:喜多条 忠/作曲:南こうせつ/編曲:木田高介)

side B
もういいじゃないか
(作詞:けむ秋尾/作曲・編曲:すぎやまこういち)

ジャンル Folk/Blues おすすめ ★★★★

これも「フォーク=演歌」?の時代を象徴するヒット曲ですね。この曲でもバイオリンがむせび泣いてます(笑)、でもこちらはもう少し温かい?内容の歌詞ですか、ちょっと時代背景(設定)が違うんで、今となっては「?」なところもあったりするんですが…石鹸がカタカタ鳴るって…?)私は逆に、何かおとぎ話の世界のように感じてしまうんですよね。えぇ話や…って。。

この曲の次にヒットした「赤ちょうちん」も、これまた貧乏臭い?内容です。「貧者の、心豊かなフォーク」ですね!、他にも「かぐや姫」メンバーの伊勢正三氏の作品で「22才の別れ」「なごり雪」など、何となく寂しさと暖かさと恥ずかしさ?が残る曲が大ヒットしたあたり、興味深いものです。

しかし誰でしょうね?「四畳半フォーク」なんて言い出したのは(ていうか、この曲は『三畳一間』なんだけども…)この流れ、今で言うと「ワンルームポップス」なのかな?…続いてるものがあると思うんで、名言だと思いますね。

正直、私と同世代もしくは若い人に聴かせると「暗い」「キモい」「恥ずかしい」と、三拍子揃ってしまう今回の2曲なんですが(笑)私は決して演歌やこの頃のフォーク、バカにしているのではありませんよ。。今と同じく、不況にあえいでいた(らしい?)当時の日本、「日本人の心に響くメロディ」を見つけて、それに回帰してしまった当時のフォーク=今のJ-POP?、何か見えてくるかもしれません。。


2002年8月7日

サザンオールスターズ / Nude Man Album record
ジャケット画像
発売元/レーベル ビクター
品 番 VIH-28088
発売年月日 1982
side A
1. D.J.コービーの伝説
2. 思い出のスター・ダスト
3. 夏をあきらめて
4. 流れる雲を追いかけて
5. 匂艶 The Night Club
6. 逢いたさ見たさ病める My Mind
side B
1. PLASTIC SUPER STAR
2. Oh! クラウディア
3. 女流詩人の哀歌
4. NUDE MAN
5. 猫
6. 来いなジャマイカ
7. Just a Little Bit
ジャンル Pop/Rock おすすめ ★★★★★

「海にはやっぱサザンが似合う〜♪」とか歌ってた人、いましたね。つんくプロデュースの某ユニット、昨年の曲…まぁ、それはどうでもいいんですが(笑、ぉぃぉぃ)恐らく、この頃のサザンが一番元気があったんじゃないかな?名曲多し、密度の濃いアルバムです。

彼らの曲、私は以前から「勝手にシンドバット」のようなノリのいいフザケた?曲と「いとしのエリー」のようなしっとりと聴かせる真面目な曲、この二面性がポイントかな?と思っていたんですが(桑田圭祐のボーカルにも表れてます、前者は発音むちゃくちゃ、後者はマトモ)このアルバムはその2つの面がうまく組み合わされていて、実にエンターテイメント性の高いものになってます。研ナオコの歌でヒットした「夏をあきらめて」やシングルカットされた「匂艶The Night Club」「Oh! クラウディア」と、サザンファン以外にも?有名な曲が多いのも特徴ですね。

先ほど上げた曲以外で私が好きなのはいかにも昭和歌謡らしい?原由子のボーカル、A面4曲目「流れる雲を追いかけて」(園まりの『逢いたくて逢いたくて』とダブるのは私だけでしょうか?)あとはB面後半の展開ですか、4曲目から意味不明?な小品「NUDE MAN」、まったりべったり「猫」(なんかフリッパーズギターの曲みたいだ…)、そして6曲目「来いなジャマイカ」で桑田圭祐、あの英語もどきの発音で何やらヤバそうな言葉を口走っております(笑)もちろん歌詞カードには書いてないんですが、まさにそれですね、聴いてのお楽しみ?

…と、こんな感じで最初から最後まで同じテンションで楽しめるアルバムって少ないですよ。傑作。


杉山清貴&オメガトライブ / ふたりの夏物語 Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル バップ
品 番 10177-07
発売年月日 1985.3.6

side A
ふたりの夏物語
(作詞:康 珍化/作曲・編曲:林 哲治)

side B
FAREWELL CALL
(作詞:秋元 康/作曲:高島信二/編曲:志熊研三)

ジャンル Pop/Rock おすすめ ★★★

現在(8月7日)唯一?このサイトにも書き込んでくださるAiさん、いきなり「オメガトライブは?」とかいう話を振ってくるのがいかんのですよ(笑)、これは懐かしい!80年代夏歌謡の定番?先日改めて聴いた後で頭の中をリピートしてしまった曲です。そう、確か当時もリピートしまくってましたよ、(小学生でしたが…)

オメガトライブ、っていうと私は潮風と共に過ぎていった夏の日の思い出?といいますか…そんな感じで時代を駆け抜けていった人たち、という印象ですね。まさにこの曲のイメージ通り!じゃないですけども、、この後杉山清貴に代わってカルロス・トシキが入り、それからどうなったんでしたっけ?、よく知らないです、すんません。。

特に頭に残るのがイントロと間奏のチョッパー・ベース(なのかな?)と、サビに入る前のやたらとフラットでパッとしない?メロディ、てのが不思議なところなんですよね。サビではなくてその前の部分…そして気取ったつもりなんだけども?やっぱり意味不明かもしんない歌詞。。んー、正直私はこの曲、「あぁ、いい曲だ」とか感動したりノリまくったりする種類の曲じゃないもんで、あまり積極的に「おすすめします!!」とやるものでもないんですけども、一旦聴くとなぜかハメられてしまう、この時代のニューミュージック系歌謡のなせる技なのではないかと思います。しかし何でこんなにリピートしまくるんだ?


石川優子とチャゲ / ふたりの愛ランド Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル ラジオシティ
品 番 RD-4084
発売年月日 1984

side A
ふたりの愛ランド
(作詞:チャゲ・松井五郎/作曲:チャゲ/編曲:平野孝幸)

side B
渚の誓い
(作詞・作曲:石川優子/編曲:平野孝幸)

ジャンル Pop/Rock おすすめ ★★★★

「ふたりの〜」繋がり?じゃないですけども(笑)、これも定番かもしんない?、この流れるようなリズムとベタな…いやいや、親しみやすいメロディは80年代歌謡の醍醐味ですね。名曲。

チャゲはご存じCHAGE&ASKAのチャゲ。石川優子はチャゲアスと同じくあのヤマハのコッキーポップ(←とりあえず参考:世界歌謡祭特集でデビューしたシンガーソングライターらしい?ですが、何となくアイドルっぽく見えるのは私だけでしょうかね??でもなかなかうまいボーカルのコンビだと思いますよ。

しかしこのジャケットの無理矢理ポップな?デザインと2人のファッションやヘアースタイルとか、思わずプッッと噴いて、いやいや、笑みがこぼれてしまうものありますよね。そしてこの歌詞、おなじみの「夏 夏 ナツ ナツ ココ 夏」はいいんですが、「You You ユー ユー Sexy 優」って…なんちゅう歌詞だ(笑)…あ、くれぐれも言っておきますが、決してバカにしているわけじゃないですよ。思わず愉快な気分にさせてくれるこのセンス、私は大好きです(笑)


2002年8月3日

ユー&エクスプロージョン・バンド / ルパン三世のテーマ Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル 日本コロムビア
品 番 YK-95-AX
発売年月日 1977.10

side A
ルパン三世のテーマ
(作曲・編曲:大野雄二)

side B
ルパン三世愛のテーマ
(作曲・編曲:大野雄二)

ジャンル Jazz/Funk おすすめ ★★★★★

ご存じあのTVアニメ「ルパン三世」のテーマ曲、これは1977年に放映開始された第2弾のシリーズで使われた、俗に「ルパン三世のテーマ'78」と呼ばれているオリジナル・バージョンですね。あまりにも名曲だったためか?後の劇場版、TVスペシャル版などでもアレンジを変えながら親しまれてきたのもご存じの通りかと思います。しかしこの曲、本編で使われたものの他に数年前に話題になったリミックス企画なども含めると、一体いくつのバージョンがあるんでしょうかね??

で、私は結局このオリジナルが一番好きだったりします。正直、私もこのレコードの形で聴くまではここまでの名演とは思いませんでした。これは作曲・編曲を手がけた大野雄二氏率いるバンドの演奏ですかね?、「音が古い」という人もいるかもしれませんが、男なら一発勝負!?(謎)とにかくこの疾走感あふれる生バンドの音、最高ですね!

B面は確かエンディングだったかな?「ルパン三世 愛のテーマ」これも名演、渋いです。。当時、アニメ作品でここまで大人っぽい曲?使ったものは少なかったんではないでしょうか?いや、よく分かりませんが(笑)、はい、とにかくおすすめです。


高中正義 / JOLY JIVE Album record
ジャケット画像
発売元/レーベル ポリドール/キティ
品 番 MKF1055
発売年月日 1979
side A
1. BLUE LAGOON
2. RADIO RIO
3. EXPLOSION
4. 珊瑚礁の妖精
side B
1. TAJ MAHAL
2. BAMBOO VENDER
3. パラレル・ターン
4. RAINY DAY BLUE
ジャンル Rock/Fusion おすすめ ★★★★

これまたファンキーなギター・サウンドで有名な高中正義の代表的なアルバム、1曲目「BLUE RAGOON」は誰でも一度は耳にしたことあるのではと思います。ある夏の日、これがラジオから流れてきてから「もう一度聴きたい!」と、即レコード屋へGO!、突発的に?入手した1枚なんですが、BGMに、夏の一服の清涼剤ですね。。

A面、この曲のあともいかにも彼らしい?熱くて涼しいナンバーが続くのですが、私が気になるのはB面1曲目「TAJ MAHAL」のタイトル通り?エキゾチックなアプローチ、同2曲目「BAMBOO VENDER」の、これは売り子の呼び声か何かかな?をフィーチャーしているところ、気になっています。で、当時流行のディスコ・サウンドも取り入れているところあったりして、私はこのあたり微妙に?同年ヒットしたあの「ジンギスカン」とダブってしまったりもするんですが(笑)、やはりディスコでもプレイされたりしたんでしょうか?当時を知る方の話を聞きたいです。。

ちなみに、このアルバムの歌詞カード(と言っても歌詞ほとんどないんですが)、1曲ごとに海岸の風景などをモチーフにしたポストカードになるようにデザインされています。さすがですなぁ。。


たかしまあきひこ&エレクトリック・シェイバーズ / 「ヒゲ」のテーマ Single record
ジャケット画像
発売元/レーベル SMS
品 番 SM06-52
発売年月日 1980.3

side A
「ヒゲ」のテーマ
(プロデュース:志村けん/編曲:たかしまあきひこ)

side B
いい湯だな(カラオケ)
(作詞:永六輔/作曲:いずみたく)

ジャンル Soul/Disco おすすめ ★★★

ディスコ・サウンドもどき繋がり?じゃないですが、これも懐かしいですね!「ドリフのヒゲダンス」のテーマ。「あんなバカ番組見ちゃいけません!」などと言われながらも、みんな見ていました(笑)私がディスコ・ソウル系の曲好きなのは、この曲の影響もあるのかもしれませんね。

この「ヒゲダンス」をプロデュースした?志村けんも、もともと無類のソウル好きだったそうでして、後の「だいじょうぶだぁ」のコントなどでも往年の名曲がふんだんに使われていました。、で、この曲、ご存じの方も多いとは思いますがテディー・ペンダグラス「DO ME」という曲のフレーズを頂いた?もの。すんません、私はこのテディー・ペンダグラスという人はよく知らないんですが、作曲はフィリー・ソウルの黄金コンビ、ケニー・ギャンブルレオン・ハフによるものですね。(ちなみに『ドリフの早口ことば』の元ネタはウィルソン・ピケットの『Don't Knock My Love』です。これも有名?)

ヒゲろう!元ネタが割れてしまった?のはこのレコードの発売後なんですかね?、後にCD等で再発されたものはタイトルが「『ヒゲ』のテーマ(DO ME)、そして原曲の作曲者も追加クレジットされているのがアレですね(笑)、で、歌詞カード、「さあ、キミもヒゲろう!!」とばかり、ヒゲと蝶ネクタイのペーパークラフトのようなものがあるんですが、このアイデアはビートルズ「サージェント・ペパーズ」から頂いたもの?との説もあったりして…(笑

あ、B面の「いい湯だな」(なぜかカラオケ)もまたいい味出していて、捨てがたいんですよね。間奏でいきなり尺八の音?が入るのが、しびれます(笑)「お風呂入ったか?歯磨いたか?また来週〜」ってか。


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